その1からの続きです。
ホテルのフロントで待機中、私たちに話しかけてきたアキムというガイドを雇うことにしました。アーグラーの滞在時間は20時間ほど。効率よく昼食を取り、今後の交通手段を考え、観光も土産物屋巡りも全て済ませる必要があったのです。というわけでまずはアキムに連れられて旅行会社へ。
Sさんと私は仕事の都合上、インドでは実質3日半ほどしか使えません。その限られた時間内でゴールデントライアングル(ニューデリー、アーグラー、ジャイプルの3都市)を回ることにしていました。アキム御用達の代理店で聞いてみると、アーグラー→ジャイプルのバスは翌日朝に自分たちで手配、ジャイプル→ニューデリーの列車は代理店で予約してもらうのが一番と判明。なので最終日の移動手段だけしっかり確保して次はランチへ。
もちろん食べるのはカレーのターリー(定食)です。観光客向けだが色々融通が利く所があるとアキムが言うので、お任せすることに。高いだけあってボリューム満点、接客もインドにしては及第点、トイレもまあまあ綺麗です。ただ、驚いたことが一つ。天気が良いのでテラスで食事をしていたのですが、なぜかお店の方がテーブルの近くに鉄砲を持って待機しているのです!アキムに訳を聞いてみると、「テラスの木に猿が登ってきて、食卓に飛び降りては食い物をかっさらっていくんだよ。大丈夫、あれは空砲だから。」とのこと。リスだけじゃなくて猿もいるとは、インドますます面白い。
アキムの計らいでレストランに必要なもの以外の荷物を置いていき、いざタージ・マハルへ。タージ・マハルの入場口は2つあって、インド人用(ものすごく混み合ってる)と外国人観光客用(スカスカ)に分かれています。その代わり、外国人観光客の入場料(750Rs)はインド人のそれ(20Rs)の実に37.5倍!ちなみに外国人観光客のチケットは水の500mlペットボトル付きなので、入場前に別途飲み物は買わないで大丈夫です。
さて、いよいよ入場です。まずは入り口の門を抜け、
大量のインド人をかきわけて歩を進めると……
これは美しくて溜め息ものですね。庭も綺麗に手入れされていて、さすがインド随一の世界遺産です。この奥まで続く道をみんな目指して行くのですが、途中でSさんと私が呼び止められること5度ほど。インド人観光客に一緒に写真を撮って欲しいとせがまれるので中々タージ・マハルに辿り着けません(笑)。
やっとのことで辿り着くともう夕暮れです。でも天気に恵まれたおかげで良い写真が撮れました。
いくら愛したお妃のためと言えども、よくこんなとてつもないものを建てましたよね、ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーン。お妃のムムターズ・マハルがどんなに魅力的で素晴らしかったのかを知りたいものです(後学のために笑)。ちなみにムムターズ・マハルというのはペルシャ語で「宮殿の光」を意味する称号とのことで、本名ではないんですね。
ムガール帝国の流れを遡るとチンギス・ハンに行き着くことから分かるように、「ムガール」は「モンゴル人の」という意味です。ただ、モンゴル帝国幕開けの1206年から300年以上経ってできた帝国なので、支配層の人々の血はモンゴル系とトルコ系の混ざったものだったようですね。その証にムガール帝国はイスラームで、タージ・マハルの墓廟もその向かいのモスクも繊細な装飾で覆われています。
ちなみにモスクの前にずらりと並んでいるインド人観光客がおりますが、私たちもこの中に混ざってぐるりと建物を取り巻くように並んでいました。タージ・マハル、国内外双方の観光客に大人気ですね!
この後はアキムと落ち合い、土産物屋をさらりと回ってホテルへ。
ホテル カマルの屋上はレストランになっているので、アーグラーの夜景を眺めつつ人形劇を鑑賞しつつ夕食を堪能しました。
翌日はジャイプルの街へ出発します!
★★★TAJ MAHAL★★★
入場料750Rs(約1,260円)
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